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ルールの重要性について思うこと。

来月関東大会で開かれることになった関東大会。
今そのジャッジ方法についてもめている。
K-1(流水)と同じにするか、それともそれを少しアレンジしたオリジナルの物にするか。


今日はルールの重要性について書くよ。どんなスポーツにも、いや、スポーツ以外にも言える事だと思うので、ちょっと長いけど頑張って読んでください^^;

では、、、


・大会選手が練習するのはなんのため?
楽しいから、、、だけじゃない、それはもちろん「大会でより良い成績を残すため」だ。

・何を練習しているの?
基礎練習等もあるけど、そりゃ普通は「ルールに載っている技」を練習するんじゃない?

そんで、そういうトップ選手や上手い人の影響を受けて次のレベルの人たちも練習する。と。


少し話が飛ぶけど、例えばもし野球で「来年度より大リーグでも草野球でも未来永劫ピッチャーは変化球の使用を認めません。」となったとしたらどうだろう。
当然ピッチャー達は変化球の練習をしなくなるよね。使えない技を練習しても無駄なんだから。
コントロール練習と、直球とチェンジアップの使い分けの練習に励むんじゃないかな。
少なくとも、「大リーグでは認められないんだけどネ」と言いながら新しい球種にチャレンジする人なんかはほとんどいなくなるはずだな。
まぁでも、もしかしたら、すごい直球の投げ方が生まれるかもしれない。

例えば車産業で、「ガソリン車は2015年度を目安に世界中で廃止します。その後はソーラーカー以外の走行を禁止します。」となったら。
研究者達の努力の方向はガソリンエンジンではなく、ソーラーカー実現に向けた物に一気に変わる。当然ソーラーカーの技術は一気に成長する事は容易にそうぞうできる。



良いとか、悪いではなく「ルール」ってそういう物。
その世界の決まり事で、法律で、常識で、共通の価値観になる。
進化の方向性はルールによって決まると言って過言ではない。

人々はルールの枠の中で試行錯誤する。
報われないかもしれないと知りつつそれを超えた範囲で頑張ろうとする人は非常にレアで、タフだと思う。


フリースタイルカヤック界においても同じ。
ルールの変更があるたびにカヤッカーたちは翻弄され、右往左往している。

何年か前、ジャッジングフォーマットに「ループ」という技がなかった時代、皆はその新しい技を見ても
「そんなのカートが崩れただけじゃないの~?」
「え、でも大会じゃカウントされないんでしょ?」
という反応だったようだ。

しかしそのループも正式に技として認められてから環境が激変する。
大会での点数が高い。これは練習しなければ!と一気にループブームが起きる。
皆が色々試して、練習して、ループの完成度は増していく。
そのうち完璧なエアーループを決める選手が出てきて、誰でもパッと見てわかる一つの重要な技として認識されるようになる。


もう一つカートホイールと言う技がある。
側転方向に縦回転する、フリースタイルでは基本中の基本とも言える技だ。
フリースタイル初期に生まれた技ではあるが、僕は今でもこの技が全ての基本だと言うくらい重要なものだと思っている。
しかしルールによってはその重要性もぼやけてくる。

例えば今年8月に北米で行われるワールドカップの公式ルール(候補?)を見てみよう。
参照: http://www.ukfreestyle.com/downloads/documents/pdf/IFCRules2006-8.pdf より。

特別ルール:各技1回だけカウントで、2回目以降は無効。
Move Point Value
Ender 1
Spin L/R 1
Roundhouse L/R 2
Back Roundhouse L/R 3
Cartwheel L/R 3
Split L/R 4
Blunt L/R 4
Clean Cartwheel L/R 6
Felix L/R 6
4 End Cartwheel L/R 6
Back Blunt L/R 7
Loop/Back Loop 8
Air Blunt L/R 8
Air Back Blunt L/R 12
Air Wheel L/R 15
Pan Am L/R 16
Air Loop (front) 16
Flip Turn L/R 16
Clean Blunt L/R 18
Tricky Woo L/R 18
Donkey Flip L/R 18
Air Back Loop 20
Lunar Orbit 20
PH (Rev Pan Am) 20
Helix L/R 22
Air Screw L/R 22
McNasty L/R 22
Fonix Monkey L/R22
Trophy Move 22
Entry Move 5,10,16


えっ、じゃあ、、、

「エンダーと、スピンと、ラウンドハウスと、バックラウンドハウスと、カートホイールと、スプリットをやっても
エアループ1回と同じ点数なんだ~。」

そしたら、、、

「エンダーや、スピンや、ラウンドハウスや、バックラウンドハウスや、カートホイールや、スプリットを練習しても
意味無いじゃんっ。ホール入ったらループの練習だけしてよーっと。」

おおげさに言えばこうなる。
カートホイールにはほとんど点数が与えられていない。
しかし、カート系の練習をしないで上達できるかと言えば甚だ疑問である。
このルールはワールドカップ出場するほどのレベルの選手向けだからなんとか認められるのであって、それでは、、、と、このルールに初級者達に当てはめて試合をさせたらとんでもない事になってしまうのは目に見えている。0点や、同点続出で大会にもなんにもなりゃしない。


ルールは、そのルールの中で競い合う物たちに共通の価値観を与えてしまう。
そのため一般パドラーは、
点数が低い技は大した事無い技
点数が高い技はすごい技
という認識を持ってしまう。

そして、どうせ練習するなら点数の高い技。となる。
今の大会でエンダーやピロエットをする選手はいないでしょ?結構難しい技なんだけど、あれが評価されれば皆の練習スタイルは今とは違っている。


結局、何が言いたいかというと、
「いいルールは必要だ!」って事!
ルールで選手の目標を変えたり、成長させたりする事ができる。
特に練習方法が確立されていない初めのうちはルールがホントに重要。
いいルールは、良いスクールや指導者と同じになれる。


だから、静水部門も静水用に考えられたオリジナルルールにするべきだと思う。
日本だけの部門なんだから固い事いわず、協会の皆さん、お願いしますm(_ _)m
パドラーの皆さんも、皆で協力してより良いカヌーライフを送れるように一緒に頑張りましょう^^


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03・04年度SQT日本チャンピオン
05年度オーストラリアワールドチャンピオンシップSQT部門銅メダル
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カートホイールのギネスワールドレコードホルダー
 

いつもは東京・多摩川で漕いでるよ。
メールはこちら。
koyo-m@hotmail.com

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