ボトムホール
思い起こせば18歳の冬、初めてNZランドに行ったのはまだカヌーを漕いで8ヶ月という時。それ以降5年連続でNZに通い、このボトムホールはたくさんの事を僕に学ばせてくれました。
場所
ボトムホールのあるカイツナリバーはNZランド北島のほぼ中心部に位置する温泉と原住民マオリが多く住む観光地「ロトルア」から約20kmの地点。スポットから約50mの駐車場に車をとめ、大きなシダの木漏れ日の中を歩いていく。強い日差しでできるコントラストがまるでジャングルの中の様。夢の中の様な場所。近くで羊の声が聞こえる。
特徴
世界最高のホールのひとつと言っても過言ではないでしょう。
フレンドリーにしてディープ。初級者から上級者まで、どんな技の練習でもできます。両岸からエントリー可。技は残りやすい上、苦しくなるまでもまれる心配もありません。また、ラフト会社が放水の権利を買ってくれているため、夏場は平均して水があるのも練習には嬉しいです。わざわざ外国行くのに漕げるかわからないんじゃ困るもんね。ちなみに50m下流には人殺しの滝があります。エディの関係でチン脱してもすぐに流れていくような事はないけど、自信の無い人は誰かと一緒に漕いだ方がいいかも、、、。
その他
地域ルールとしては順番はきっちり守るのではなく、左岸右岸に並んでいる人がかわりばんこに入る。でも普通に譲り合ったりして、適当。これはボトムホールに限らず、NZ全体でこういう雰囲気。
商業ラフトが来たときはホールを開けてあげましょう。このページ下のムービーにも少し載っていますが、下流側から漕ぎあがってホールに突っ込んで遊んでいます。ラフト1台あたり1〜2回ホールインすれば満足して下っていくので、その間はカヤッカーは小休止。
それともう一つ。NZと言う国は安全な事でも日本人に人気があるのですが、残念な事にコソ泥が多いです。車上荒しに会う車も月に何台か見かけます。鍵を壊されたパドラーも何人か知っています。
車の中に貴重品は置かないようにし、さらに置いてないように見せかける工夫をしてあると良いでしょう。
昼間はラフト会社の車が頻繁にくるので少しは安全です。
近くに「SUN SPOT」と言う有名なカヤックショップがあり、カヤックや装備の購入やレンタル、色々な情報をもらうことができます。
カートホイール★★★★★
僕のホールでのカートホイールはここで覚えたようなモノです。日本の大会に出るようになった20歳当時の僕ですが、当時の成績は平均20位前後。もちろんホールでのカートも苦手でした。「カートホイールしか練習しない!」と決めて練習を初めてから10日間後。最高5回転しかできなかった左カートがなんと108回転連続で回るように。まさに魔法のホール。
ループ★★★★
めちゃくちゃ深いのでクリーク艇で刺しても川底にHITする事なくループできます。水量が少なくても右側によればエアループは可能。
総合★★★★★
水量情報
カイツナリバースタート地点にある湖からの放水口(ダム?)のゲージを見ます。
150 ギリギリだけど超高速左カートができる。あとギリギリ成功のループ。面白くない。上流のプレイウェーブが楽しい。
200 あまり面白くないが、何でもできる。左より右のカートが良い。真ん中でループはできないので右端によってからやろう。ただしそうすると当たる事も多い。
250 200よりは大分面白いけどカートはあまり気持ちよくない。
300 基本水量。左カート最高!ホントに最高!エンドレス。右カートは少しやりづらくなる。
350 少し多め。300に比べて右カートがやりやすい。
400 右カートの練習に最適!左もOK!
500 ホール全体がモコモコとしてくる。少し残りが悪くなってくるがそれでも十分やりやすいホール。ただ、ループは飛ばしづらくなってくる。
800(ゲージMAX) サーフィン、カートはできる。でも、はっきり言って簡単ではない。しかもチン脱したら下流の殺人フォールまで直行の恐れあり。上級者以外はお勧めしない。
↓水量約270時のボトムホール(2004年12月27日)
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