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トンガリロ。1日目。

トンガリロ1日目。




今日明日とカヤックはおやすみでトンガリロにトレッキング(NZではトランピングと言う)に行く。

メンバーはドナルド家住み込みの日本人4人。

COYOでんちゅうやまフーミン。




カヤックもこれだけ漕いでると中弛みと言うか、疲れと言うか、飽きというか、肩もそうだけど、気分転換が必要な気分になってくる。













トンガリロは国立公園になっている大自然の山だ。

場所はロトルアから車で約2時間半南に行った所にある。

途中タウポの街中を抜けて、そのまま南下。




NZは下道(高速も無料だからどこまでが下道かわかりずらいけど)でも制限速度が100km。わずか2時間で景色は普段ロトルアで見ているものとは全く変わってくる。

トンガリロは標高約2200mの結構ちゃんとした山もあり、夏まっさかりの今のシーズンでもまだ雪が残っていて、天気によってはかなり冷える。

植物も高山植物に近い葉っぱが細く、丈が低いものに変わって来ているようだ。




途中ヤマさんの猛烈なリクエストにより、アウトドア体験学校(のようなもの?)の「OPC」に寄る。ヤマさんは大量にお土産を購入。たくさんお金を使ってすがすがしい顔をしている。




寄り道はそこそこに昼前にはトンガリロに到着。

地球の歩き方を熟読し、メンバーの中でもルートについて一番詳し(そうな)フーミンさんが今日の情報を聞きにビジターセンターに行っているあいだ、俺は車を置きにキャンプサイトに。山登りのスタート地点のすぐ隣にはキャンプサイトがあり、多くの登山客に利用されている。一泊17ドル(約1500円)で、シャワー・キッチンとテントの敷地が使える。NZは比較的安全な国とは言え路駐には危険も多い国なので、慣れない土地ではこういった場所に泊まるのが常識だそうだ。




お昼ごはんのジャムサンドを作る。

さて今日の目標地点だけど、




「ビジターセンターからスタート。岩の割れ目から噴出す高さ20mのタラナキ滝。往復約3時間。」




ここに決まった。




数日前の日本からの知らせで「NZで日本人が滑落し、亡くなってしまったらしい」と言う情報があったのと、「山の天気はいつどう変わるかわからない。気を引き締めて行くのじゃ。」と言う山登りの掟にしたがって日本人パーティーはそれぞれが考えうる最強の装備をつけて出発。







滝に向かうルート(ルートもカタカナ語)は2つ。

草原の中を抜けていく風が気持ちいいルートか、木々と小川のせせらぎの中を抜けていくルート。

カヤッカーの俺たちが選んだのはもちろん川の見える方のルートだった。







長袖・長ズボン・帽子・サングラス・日焼け止め・アウトドア用インナー上下・パタゴニアのフリース・ジャケット・さらに雨具。防水のリュックの中には大目の水とおやつとお弁当。携帯にカメラも完璧だ。

前情報でトンガリロは寒いって聞いてたからな。




だけど、全て装着するとなんだか暑いぞ。。。







向こうからKIWI(NZランド人の事)が歩いてきた。







「え、、、Tシャツに短パン、、、、?」




周りの人を見ても皆軽装。




「ちょっと待ってね、今一枚脱ぐから」

、、、を繰り返して、気が付いたら俺もTシャツ一枚になっていた。皆も薄着になってる。




それでもバックパックを背負っている背中は汗をかきそうな天気。




身軽になってサクサクと進んでいく。







遥か遠くには標高2200m以上、富士山の様な形をした山がみえる。




えーとあの山の名前は、、、忘れた。

尖がってたから、トンガリロのトンガリ山って呼んでた。










突然ヤマさんがゲームの提案をした。

「はい!今からカタカナ語禁止ねー(もちろん英語も)!」

「罰ゲームはスクワット5回!」




なんてこった!

これまでできるだけ英語を使おうとしてきたのに全ての英語が封じられてしまった。




「写真とってー」

「オッケー!」

「あ、今言った!はい罰ゲーム!」

「ゲームも英語じゃん!」

「擬音語はありにしようよ!」




簡単なようで意外と難しい。

道端でスクワットを繰り返す日本人たち。

山登りも始まったばかりで皆体力がありあまっているみたいだ。

特にヤマさんは、言いだしっぺのくせにNGワードを連発し、ひたすら膝の屈伸運動。

デンチュウさんはちょっと口数が少なくなった。







「トランピング」と言う言葉がある。

これはトレッキングとか、ハイキングの事なんだけど、NZでは日本とはちょっと違う意味が入っている。

こっち(NZ)の人たちはひたすら結果(頂上)を求める日本とは違い、自然の中を歩く過程そのものを楽しむのだそうだ。そのため頂上に行かないコースもあったりする。

NZは景色も変化に富んでいて、頂上とか、湖とか、そういうゴールがなくても楽しめるし、上るのを目的にしなければ道も平坦で歩き易く誰もが楽しめる。







、、、と言うような事を何かで聞いたか読んだかしたような気がする。地球の歩き方だったかなぁとも思うけどチェックするのが面倒だから引用元は略。










そんな薀蓄を思い出している間にもスクワットのお仕置き(罰ゲームの日本名)は続く。

スクワットと山歩きの疲れでだんだんとハイになってくる。




カタカナ語に対して学習するどころか、逆に増えてるもん。

でんちゅうさんですらスクワットの数が増えてきた。







そんな中、一番の変化がおきたのはフーミンさんだった。覚醒。

ヤマさんが真のフーミンを呼び起こしてしまった。。

あんなに面白い人だったとは。




なぜか途中で女3人でメイドカフェごっこが始まったりした。













  ~危ないのでこの部分は略~










さーて。と言うわけ、で、無事滝に着いた。




高さは約20m。

岩の割れ目から水が流れ出ている。水は結構冷たく、きれい。だけど水量は少なめ。

あ~、これはさすがに、、、下るのは無理そうだなぁ。。

反射的に考えるカヤッカー達。

いやいやいや、それ以前にここまでカヤックを持ってくること自体大変だから。。




この日2回目の記念撮影会が始まった(一回目は途中の小道で)。

汗で濡れたTシャツを脱いで滝の前で記念撮影。

「はい「チーズ」!その「ポーズ」「TMレボリューション」みたいだよ!」「はいフーミン15回ね!」




滝の近くで持ってきたお昼を食べる。

フーミンさんが急速でお湯を沸かせるスーパーコンロを持ってきたので、それでお茶を沸かして飲んだ。







滝を後にした瞬間に分かれ道にあたった。




TAMA LAKE 2.5HRS(片道)

VISITER CENTRE 1.5HRS







「うぉお!もうちょい行けば湖があるってさ!!行こうよ!」

「でも時間大丈夫かなぁ。往復5時間かぁ。」

山岳部の女性陣はちょっと心配そうな雰囲気。




「大丈夫だよ、NZは夜の9時まで明るいし。」

「じゃあ、途中で無理そうなら引き返すって事で。」




さらに山の奥、タマレイク(湖)を目指す事が決定した。




タマ湖は200m以上標高も高い場所にある。




途中何人かの外人(KIWIじゃなくてほんとに外人、アメリカ人とか)と話したりとかしながら歩いていく(外人と話すときはカタカナも英語もOK)。天気は相変わらず快晴。







どれくらい歩いただろうか。

そんなに長い距離でもないと思うのに景色が少し前までとは全く変わってきている。

雄大さが増し、正に大自然と言った風景だ。

思わず「ビューティホーーーーー!!!!」と叫ばずにはいられないほどだ。

向こうではヤマさんたちが叫んでいる。

もちろんその後自分からスクワットを5回(まだ続いているよこのゲーム、、、)。

写真撮影もしまくり。

ここまで来るとさっきまで喜んでいた景色が対した事の無いものに思えてくる。

さっき撮ったデジカメのメモリーなんか消えても構わない。













また歩き始めて、向かいから歩いてきた女性に湖の事を尋ねた。

「キレイだったわよ、ここからだとあと30分くらいね。」




そうか。よーし。










30分後。別の男性にあった。

「大きかったぜ。あと30分くらいだな。水には触らなかったけど、泳いだらきっと気持ちいいぜ。」




人によって歩く速度が違うんだと言うことを学んだ。










山道は結構整備されていて歩きやすい。たくさんのひとに踏み固められてケモノミチになってるし、目印の杭が数十~100mに一本ずつは立っているのでそれを目印に進んでいけば迷うことも無い。










素敵な道と、景色をたくさんとおり、湖に着いた。




タマレイク。

キレイな青い水を湛えている。

自然に皆の足が止まり、休憩になった。

カタカナ禁止令もやっと解除だ。




湖は火口とはちょっと違うのかもしれないけど、ルートからまた50mほど標高が下の場所にあり、湖までの距離も1km以上ありそうだ。

上から見下ろす形になるのだが、高さと距離と、湖の微妙な大きさで距離感がつかみにくい。




湖の向こうには夏真っ盛りの今でも雪が残るルアペフ山が見える。

少し視線を横にずらすと高さが100、、いや150mはありそうな崖が尾根沿いに切り立っている。

確かにこれは、、、滑落したら死ぬかもしれない。




予想以上に湖までの距離があったのでほとりまでは行かなかった。




なんか、湖の中に首の長い恐竜とかがいてもおかしくないような、むしろいて欲しいような、そんな感じだった。










お菓子を食べ、水を飲む。

結構風が吹いている。ここは普段はかなり寒いそうだけど、天気がいいから今日はそんなに寒くない。Tシャツがすごい勢いで乾いていく。




デンチュウさんが帽子を飛ばされ、湖につながる急な斜面の途中まで取りに行った。







満足しかけたその時、また看板を見てしまった。

TAMA LAKE,,,.。

ん?

「LOWER TAMA LAKE」。

LOWER。下側、、?

って事は上もあるのか!?










「UPPER TAMA LAKE 40min」










やっぱり書いてあったぞ!




「行っこうよ!」

「往復80分、、、1時間半もかかるよ。。」

「時間は?間に合いそうじゃない?」

「じゃあ、あの尾根までね、、、」

「やっほー!急げ急げー!」













下のタマレイクから先は一気に急な斜面になる。富士山の様な感じだ。

「きっとあの尾根まで行けば先が見えるよ、あと500mくらいじゃない?」




超えたけど、(やっぱり)まだ見えない。




メンバーの半分に引き返そうかと言う空気を感じる。

前を見るといかにも怪しい尾根が。

きっとあそこを超えたら。。。




あと少しだけ進むことにした。













「おおお。あったよー!」

2つ目の小さい尾根を超えたところで湖を見つけた。

アッパータマレイクだ。

皆早足だったから20分ほどで見えるところまでこれた。




アッパータマレイクはロウアーに比べてだいぶ広そう。

ただしやっぱり水まではだいぶ距離があって行けそうにない。







気が付くと初めずっと遠くの方に見えていた尖がったトンガリ山がすぐ近くまでせまっていた。




急な坂道を上がって来たのと、尾根と言うこともあり、風が強くなってきていた。

Tシャツは乾いていたがそれだけでは寒いのでジャケットを着る。

道の途中には岩で作った、下半分のカマクラの様な、砦の様な物が作られている。

天候が悪くなった時はここで休むのだろうか。




記念撮影をして、皆満足。

時間も余裕ありそうだ。

当初の予定より奥まで進んできたけど、ここで引き返す。










帰りは尾根を下った所からマラソンが始まった。

トレイルランニング。

バックパックを背負い、ブーツで山の中を走る。

捻挫には注意。




暑くなったらジャケットを脱ぐ。







すごい、歩くより速い!走るとどんどん進むぞ!(当たり前だけど)

メンバーに女性3人がいるとは言え、皆アウトドア系。

何キロも走っても大丈夫なのがすごい。




























途中一回休みを入れて、一気に滝まで戻ってきた。




さっきは気づかなかったけど、滝は上流側に行く事もできた。

柵とかは無いので滝の直前までよる事ができる。足を滑らせたら20数m下までまっさかさまだ。

KIWIのカップルは滝のわずか10m上流で川をジャンプして渡ったりして遊んでいる。失敗したら間違いなく流されて滝から落ちそう、、、日本人とは感覚が違うんだなと思った。







水に足を浸したりして休んだ後、出発。

帰りは草原のルートを使う。

広くてきもちいいコースだった。







帰ってきたのはだいたい夜の7時。日暮れまでは2時間くらい余裕があった。

キャンプサイトに戻り、シャワーを浴びた後にラザニアと振りかけご飯を作って食べた。







両足にはマメができていた。

ティンバーランドの普通のブーツで行ったから通気性が悪くて熱がこもってしまったんだと思う。天気がよかった上に走ったし。




久しぶりの山登りは楽しかった。

車の中で寝袋で寝る。

























~長文お疲れ様。今チェックしたら5000文字以上あった。 :) 二日目に続く。~




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いつもは東京・多摩川で漕いでるよ。
メールはこちら。
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