ボートレビュー第(4)回目
liquid logic
「Space Cadet」スペック
全長6' 全幅25" 容量55gal 艇重30lbs
2002年度、アメリカのリキッドロジック社から発表されたボート。
軽い人には「ポケットロケット」
大きな人には「エアーヘッド」という違うサイズも用意してある。

用途別の感想。
(COYO:169cm67kg)
静水評価
☆☆☆☆大きなボリュームなのに、サクッと軽く刺さる。
ループは同じ大きさのボートの中ではJacksonKayakのオールスターと並び最高に良く飛ぶ。
この容量を持ちながらカートのやりやすさは一体なんなんだろう。
多少の慣れは必要。ゆっくりな回し方、小さいボートと同じ回し方では弾かれて何もできないかもしれない。
ホールカート☆☆☆★ループ☆☆☆☆★カートは気持ちよく回るが、場所により得意不得意がある。
スライス性能に優れたボートではないので、回す位置が少しずれると修正が難しい。
一番得意なのは少し引き込みのあるホール。スピード感のある動きが楽しい。ループも最高に良く飛ぶ。
体で先行してぐいぐいボートを振りませる。
ウェーブ滑り ☆☆★跳ね ☆☆☆★のっぺりとしたウェーブではやはり走らない。
しかし、フェースに少しでも角度が出てくると急に使いやすくなってくる。水離れが良いのでスピンもクルクル、ブラントもパシパシ決まる。
海外のビデオでもユーザーが多かったように、大きなウェーブで使っても良く跳ねる。
総合評価でっかいムーブをやりながらも他の技も満遍なくだせる。
最新のボートと比べても遜色の無い、素晴らしいボート。
正しいフォームが身についている人なら体重60kg台からOK。
普通は70kg台後半位の人が良さそう。
上は90kgあっても余裕で乗れると思う。
2006.6現在Gフォース6.1と並んでCOYOのメインボートの一つ。
SCムービー「静水」

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ボートレビュー第(3)回目
ウェーブスポーツ
「EZG42」スペック
全長198cm 全幅61cm 容量159L 艇重14kg
2005年度モデルとしてアメリカのウェーブスポーツ社から発表されたボート。
かつての名艇「EZ」と「ZG」の名をあわせた名前を付けられている。

ボリュームアップ版に「EZG50」「EZG60」がある。
2005年度のビックガンショーでターニャシューマンが使用していたボートでもある。
用途別の感想。
(COYO:169cm67kg)
静水評価
☆☆☆☆小さくて、安定して、変な重さも無く、非常に回しやすい。
変なロッカー(ボトムの反り上がり)もないので、素直に言うことを聞く感じ。カート系もスクリュー系もばっちり。
知り合いのアキさん(女性:約160cm50kg弱?)でも静水でカートが普通に回るところを見ると軽量級のパドラー全般におすすめできそう。
ホール評価
☆☆☆★静水と同じような評価。なかなか良く刺さり、動かしやすい。僕の体重で乗れば回転時の安定感もある。深さのあるホールがあれば男の人にも使ってみて欲しい。長くて薄い形状から考えれば当然だがループはあまり飛ばない。
女性や体重の非常に軽い人が乗る場合はエンドをもう少し潰して薄くしてみたいと思った。
ウェーブ評価
☆☆☆☆同じくウェーブスポーツ社のZGと同じコンセプトのボトムだけあってサーフィンはよく走る。ちなみにブラントは軽く跳ねさせてから決めるタイプのボートだと思う。
総合評価静水・ホール・ウェーブに加えて、ダウンリバー性能も◎。漕ぎにスピードがありエディキャッチもしやすい。普通の川で川下りがやりたいのかフリースタイルがやりたいのか曖昧な人にもおすすめ。女性〜小柄な男性には試してみてもらいたいボート。
センターとエンドのボリューム差を出せばカートがもっとやりやすくなると思う。前後を少し潰してみたい。それとシートの高さはノーマルよりも少し上げた方が良いように思った。
EZGムービー「静水」

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ボートレビュー第(2)回目
ジャクソンカヤック
「オールスター」スペック
全長183cm 全幅64cm 容量197L 艇重13kg
2005年、アメリカのジャクソンカヤック社から発表されたボート。
ジャクソンカヤックにとっては初めての作品でもある。

「スター」はボリュームダウン版。
「スーパースター」はボリュームアップ版。
2004年度、2005年度のワールドチャンピオンシップ優勝艇でもある。(Eric Jackson170cm75kg使用)
用途別に僕(169cm67kg)が乗った感想。
静水評価
☆☆☆★乗り慣れない内は重く感じる。
ただ、慣れてしまえばカート系もクリーン系もばっちり。
クリーンスプリットも可。
特筆すべきはループのやりやすさ。スペースキャデットと並び、最近のボートの中ではトップクラスだろう。
ホール評価
☆☆☆☆特にドロップの様な落ち込みホールで強さを発揮。
カートは特にやり易いと言うことはないが、クセが強すぎると言うこともない。流れを使える場所なら回るが、ボートが軸を作ってくれると言うことはない。乗り手の技量次第。
ループ系は見た目、やりやすさともに最高。刺し易く、水がまとわり付かないので返し易い。
ただし、流れが弱いマイクロホールではそうとうに厳しいボートである。ある程度大きさのあるホール用かな。乗る場所を選ぼう。
ウェーブ評価
☆★走りは弱い。前の方に滑っていく能力はあまりない。
傾斜のゆるいウェーブでは苦戦を強いられること必死。
バックウォシュがあって角度のあるウェーブなら上に飛び上がる感じで良く跳ねる。スポットによっては可。
総合評価僕の体格には少し大き目かと思ったが、しっかりタイミングよく体を動かせればストレス無く回せる。ただし、70kg以下でまだ技術が未熟な人には乗りこなすのは難しいと思う。一言で言うなら、「すでに技術を持った人が表現の幅を広げるために選ぶボート」。
カート時に軸がある感じは少ない。動きは速くないのでちゃんと流れを利用する回し方が良い。
ボートの操り方がわかっている人なら大きめのボリュームを生かした乗り方ができるだろう。
このボートで練習を始めたいと思うのならせめて75〜90kg位は欲しい所。
ループ・バックループは最高!だが、カート系を覚えたいならもっと良いボートがあるとは思う。
しかし、世界一を2度も獲った(一度はプロトタイプ)と言う事実からもわかるとおり、ボートのポテンシャルとしては高い。
オールスタームービー「静水」

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ボートレビュー第(1)回目
ダガー
「Gフォース6.1」スペック
全長188cm 全幅61cm 容量182l 艇重14kg

2001年、アメリカのDAGGER社から発表されたボート。
このボートが出るまではフリースタイルカヤックの艇身といえば220cm前後というのが常識で、190cmを切る長さというのは当時かなり革新的だった。
大きさは3サイズ。5.9 6.1 6.3。6.1は中間のサイズ。
兄弟艇にID6.8、6.9がある。

と、言うわけで2006年5月現在でも僕が愛用しているボートがこれ。
静水・ホール・ウェーブ、どこに持っていっても使いやすいのがGフォースを乗りつづけている理由。
100点満点で言うと
静水 95
ホール 95
ウェーブ80
総合★★★★★
@「超万能!」
静水とホールは100点でもいいんだけど、ループ系の高さがあと少し欲しいかな、、、。でもこのボリューム感であれだけ飛んでくれれば十分とも言える。
とにかく、カート系では速さ、安定感ともに最強ランク。
ウェーブでも意外と走って、しかも良く跳ねる。海で使えばエアスクリューやミスティフリップも楽勝。
「なんでいつまでも化石みたいな昔のボートに乗ってるの?」
なんて言われる事もあるけど、、、仕方ないじゃん。一番使いやすいんだから。
別にボートにはこだわってないし、もっと良いボートが見つかればいつでも乗り換えるつもりではいるんだけどな〜。
流れを利用しながらも自分の体で先行して、次から次へとボートを付いてこさせるタイプのボート。
ピクピクと良く動いて、初めはボートの動きが早くて難しく感じた。
速く、正しくまとめなければ軸がぶれて回転も止まる。
だが上手く扱えればGフォースほど乗り手に忠実なボートもないよ。
ボートの価値とは発売日の新しさでもブランド名でも付属品でもなく、「形状」。
ただひたすら、純粋に、これに尽きる。
形が良ければ10年前のボートでも現役だし、形が悪ければ最新のボートでもごみバケツ以下の価値しかない。
とにかくいいボート。おすすめだよ。
Gフォース戦歴
2002年度プレワールドチャンピオンシップ優勝(6.1タオバーマン)
2002年度日本C−1部門年間優勝(6.3後藤さん)
2003年度日本SQT部門年間優勝(6.1COYO)
2004年度日本SQT部門年間優勝(6.1COYO)
2004年度ワールドSQT部門5位(6.1COYO)
2005年度日本K−1男子年間優勝(6.1COYO)
Gフォース6.1ムービー(そのうち他のムービーも入れます)
「ボトムホール」

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